|

【5区 平田 裕美】
最長区間の5区を走った平田は、襷を受けた時点で前を行くデンソーとの差は55秒。直線の長いコースであるため、前方の位置は確認することができた。昨年もこの区間で3人抜きを演じているため、今年も少しでも前へ、そして、一人でも抜けるようにと強い気持ちで攻めの走りをみせた。すると、前を走る選手の背中がだんだんと近づくのが確認できた。
7㎞あたりでデンソーを抜き5位へ浮上。更に前を行くチームも近づいてくるのがわかった。上位進出の可能性を残して、アンカー村岡へと襷を渡した。
「東日本予選での惨敗から40日。必ず全日本で結果を出そうと、チーム一丸となって頑張ってきました。この40日間はみんなの心のベクトルが一つの方向に向き、とても中身の濃い、充実した日々を過ごしてきました。
走った6人だけでなく、全員で戦った価値のある4位です。昨年は見えなかったトップが今年は走っていて確認することができましたので、優勝への距離が確認できた気がします。今回の結果を自信に、来年は優勝を目指していきたいと思います。暖かい応援をありがとうございました。」
【6区 村岡 温子】
みんなの『結束力の襷』を最後に受け取ったのは村岡。平田に力強く背中を押されてスタートした。もう心に迷いなどはなかった。とにかく前を追って攻めるだけ。1㎞を2分59秒で通過した時には、さすがに速すぎるかなと感じたものの、前方の選手が近づいてくるのがわかった。スピードを緩めるわけにはいかない。きつさに顔がゆがむがワコールを捉えて4位に浮上。更に3位を行く第一生命が近づくが、15秒差を残してそのままゴールテープ。昨年の8位を大きく上回る4位となった。
「5区の平田先輩に力強く襷を渡してもらったので、最初から突っ込んでいきました。途中できつくなりましたが、ゴールで絶対にみんなで笑う!という目標が、私の背中を後押ししてくれました。沿道のピンクの旗の応援もすごく力になりました。3位以内に入れればもっと良かったのでしょうが、アンカーを務め、ゴールでみんなで笑うことができて本当によかったです。来年は更に最高の笑顔を目指して頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました。」
今回は『チームの結束力』を合言葉に日々頑張ってきました。今年の目標は達成できたのではないかと思います。しかし、これで満足はしていられません。来年は2度目の優勝を目指して、「強く、速く、美しく」更に精進して頑張っていきます!
現地にまで足を運んで下さった方々、また、テレビ観戦により応援をして下さった皆様、本当にたくさんのご声援をありがとうございました。
★☆【第29回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会の結果】☆★
|
順位 |
チーム |
記録 |
備考 |
|
1 |
三井住友海上 |
2時間15分27秒 |
(東日本) |
|
2 |
天満屋 |
2時間15分38秒 |
(中国) |
|
3 |
第一生命 |
2時間16分27秒 |
(東日本) |
|
4 |
資生堂 |
2時間16分43秒 |
(東日本) |
|
5 |
ワコール |
2時間16分58秒 |
(関西) |
|
6 |
デンソー |
2時間17分16秒 |
(中部) |
|
7 |
ダイハツ |
2時間17分35秒 |
(関西) |
|
8 |
ホクレン |
2時間17分37秒 |
(東日本) |
|
9 |
豊田自動織機 |
2時間17分57秒 |
(東日本) |
|
10 |
日本ケミコン |
2時間18分40秒 |
(東日本) |
|
11 |
積水化学 |
2時間18分49秒 |
(東日本) |
|
12 |
スズキ |
2時間19分23秒 |
(中部) |
|
13 |
ユニバーサルエンターテイメント |
2時間19分24秒 |
(東日本) |
|
14 |
パナソニック |
2時間19分45秒 |
(東日本) |
|
15 |
しまむら |
2時間19分59秒 |
(東日本) |
|
16 |
スターツ |
2時間20分08秒 |
(東日本) |
|
17 |
十八銀行 |
2時間20分16秒 |
(九州) |
|
18 |
ヤマダ電機 |
2時間20分23秒 |
(東日本) |
|
19 |
日立 |
2時間21分33秒 |
(東日本) |
|
20 |
ノーリツ |
2時間21分49秒 |
(関西) |
|
21 |
四国電力 |
2時間21分59秒 |
(関西) |
|
22 |
九電工 |
2時間22分19秒 |
(九州) |
|
23 |
ユニクロ |
2時間22分34秒 |
(中国) |
|
24 |
デオデオ |
2時間23分20秒 |
(中国) |
|
25 |
ユタカ技研 |
2時間25分28秒 |
(中部) |
|
26 |
キャノンAC九州 |
2時間27分20秒 |
(九州) |
|
27 |
新潟アルビレックスRC |
2時間27分44秒 |
(北陸) |
★☆★【区間、通過順位・記録】★☆★
|
区 間 |
距 離 |
出場者 |
タイム |
区間順位 |
通過順位 |
|
1区 |
6.6km |
五十嶺 綾 |
20分35秒 |
区間賞 |
1位 |
|
2区 |
3.3km |
佐藤 由美 |
10分23秒 |
8位 |
2位 |
|
3区 |
10.0km |
藤永 佳子 |
33分20秒 |
14位 |
6位 |
|
4区 |
4.1km |
須黒美沙子 |
13分03秒 |
6位 |
6位 |
|
5区 |
11.6km |
平田 裕美 |
37分57秒 |
4位 |
5位 |
|
6区 |
6.595km |
村岡 温子 |
21分25秒 |
3位 |
4位 |
2009年12月12日
★ 全日本実業団対抗女子駅伝競争大会 オーダー発表 ★
第29回全日本実業団対抗女子駅伝競争大会が、明日(12月13日)岐阜市長良川陸上競技場を発着点とし、大垣市を折り返すコース(6区間42.195km)で行われる。試合に先立って本日、開会式が行われ、27出場チームのオーダーが出揃った。資生堂のオーダーは以下の通り。
|
競技会名 |
場 所 |
出場者 |
出場区間 |
距 離 |
備 考 |
|
第29回全日本 実業団対抗女子 駅伝競走大会 |
岐阜市 長良川競技場 大垣市 折り返しコース (42.195km) |
五十嶺 綾 |
1区 |
6.6km |
12:00スタート TBS系列生中継(11:50~) |
|
佐藤 由美 |
2区 |
3.3km |
|
藤永 佳子 |
3区 |
10.0km |
|
須黒美沙子 |
4区 |
4.1km |
|
平田 裕美 |
5区 |
11.6km |
|
村岡 温子 |
6区 |
6.595km |
★☆★ 昨年(8位)以上の上位入賞を狙う! ★☆★
予選会となる東日本実業団対抗女子駅伝では、ほとんどの選手が力を出し切れず、予想を下回る6位に終わった。その後、選手達が中心となってミーティングを行ったり、スタッフとのコミュニケーションをいつも以上に密にして、昆明合宿で頑張り、充実して終えることができた。

『これだけ頑張ったのだから、走れないわけがない!』と選手達は言う。昨年以上の順位を狙うのは勿論のこと、上位入賞を目指して、チームが一丸となって頑張ります。
「強く、速く、美しく」ピンクとグレーのユニフォームが初冬の美濃路を駆け抜けます。
2009年11月13日
★☆★ 11月8日 東日本女子駅伝大会の結果 ★☆★
第25回東日本女子駅伝が11月6日(日)に、福島市信夫ヶ丘競技場を発着点とするFTVふくしまマラソンコース(9区間・42.195km)で行われ、東京代表として中道早紀(5区・5.0875km)が、山形代表として佐藤由美(9区・10km)が出場した。結果は以下の通り。
★☆★ 東京代表・中道早紀(5区・5.0876km) ★☆★
東京は3連覇を目指していたが、1区が13位と出遅れ、4区までなかなか二桁順位から抜け出せなかった。5区は前半の締めくくりとなる大事な区間。何とか中道で流れを変えて、3連覇への望みを繋げたいところであった。
12位で襷を受けた中道は、前半は山形、群馬、福島らの選手と並走しながら落ち着いて走った。5区は折り返して襷を渡すまで上りが続くコース。後半が勝負と考えた中道は、ラスト2kmを切ると一気にピッチを上げて、他の選手を引き離しにかかった。結局、5人抜きの快走を見せて、チーム順位を12位から7位まで上げ、トップとのタイム差を1分20秒にまで縮めた。
その後東京は、7区とアンカーで区間賞を獲得し、上位チームを猛追したが、長野の初優勝の前に、3連覇は阻まれてしまった。しかし、13位から2位まで躍進した結果は、選手達に清々しさと満足感をもたらした結果であった。

『今季、初の駅伝でした。東京代表は勿論初めてで、正直言って不安と楽しみが半々の気持ちでした。上りの5km区間でしたので、後半は絶対に負けない!と思いながら走りました。チームの順位を上げられ、2位に貢献できてホッとしました。これからは全日本実業団女子駅伝優勝を目指して、資生堂全員で頑張っていきたいと思います。』
★☆★ 山形代表・佐藤由美(9区・10km) ★☆★
上位入賞を狙っていた山形であったが、東京と同じく1区で10位と出遅れてしまった。2区で5位に上がるも3区で13位に落ちるなど、区間ごとの走りに安定を欠き、アンカー佐藤へ襷が渡った時は11位。何とか入賞ラインまで上げてゴールテープを切りたいところ。
この時期の福島では珍しいく気温が上がり、最長区間となるアンカーでは、一層きつさが増すことが想定され、途中給水が置かれるほどであった。
佐藤はとにかくリズム良く走ることを心がけ、入賞を目指して前を猛追した。一時は7位まで追いつき入賞を目前まで引き寄せたが、ラストスパートでは疲れが見えて結局9位に。惜しくも入賞を逃した。しかし、順位は二つ上げ、佐藤らしい粘りの走りが戻ってきた。一段とスピード持久力に磨きをかければ、全日本実業団女子駅伝では非常に走りが楽しみになってくる。

『山形チームの調子は良さそうでしたので、アンカーとしてチームに貢献できるように臨みました。気温が上がりかなり暑かったですが、リズム良く走ることを心がけました。途中はきつくてペースダウンしたところもありますが、全体的には粘れて走れたと思います。7位まで追いついたもののラストスパートで負けて入賞を逃してしまい申し訳なく思います。この借りは次回返します!』
★ 第25回 東日本女子駅伝競走大会の成績 ★
|
区 間 |
距 離 |
出場者 |
タイム |
区間順位 |
通過順位 |
|
5区 |
5.0875km |
中道 早紀 |
16分59秒 |
3位 |
12→7位 |
|
9区 |
10.0km |
佐藤 由美 |
33分16秒 |
3位 |
11→9位 |
|
順位 |
都道府県 |
記 録 |
|
1 |
長 野 |
2時間18分36秒 |
|
2 |
東 京 |
2時間19分53秒 |
|
3 |
神奈川 |
2時間19分57秒 |
|
4 |
埼 玉 |
2時間20分29秒 |
|
5 |
栃 木 |
2時間20分36秒 |
|
6 |
茨 城 |
2時間20分58秒 |
|
7 |
福 島 |
2時間21分07秒 |
|
8 |
千 葉 |
2時間21分08秒 |
|
9 |
山 形 |
2時間21分16秒 |
|
10 |
群 馬 |
2時間21分41秒 |
|
11 |
宮 城 |
2時間21分49秒 |
|
12 |
新 潟 |
2時間22分30秒 |
|
13 |
青 森 |
2時間23分55秒 |
|
14 |
北海道 |
2時間24分02秒 |
|
15 |
秋 田 |
2時間25分30秒 |
|
16 |
山 梨 |
2時間26分55秒 |
|
17 |
岩 手 |
2時間30分25秒 |
2009年11月4日
★☆★ 第20回 東日本実業団対抗女子駅伝競走大会 ★☆★
第20回東日本実業団対抗女子駅伝競走大会が11月3日に、JRさいたま新都心駅東口をスタートとし、旧中仙道、国道17号線を通過し、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場をゴールとするコース(6区間42.195km)で行われた。チーム全体の調子は上々で迎えた大会であったが、1区、2区の思わぬ出遅れが尾を引き、流れに乗りきれず2時間23分29秒で6位という結果に終わった。
尚、12月13日(日)に岐阜市で行われる全日本実業団対抗女子駅伝競走大会へ出場の13チームは以下のように決定した。
|
順位 |
チーム |
記 録 |
備 考 |
|
1 |
豊田自動織機 |
2時間20分19秒 |
全日本出場 |
|
2 |
ホクレン |
2時間20分38秒 |
|
3 |
ユニバーサルエンターテイメント |
2時間20分56秒 |
|
4 |
三井住友海上 |
2時間21分11秒 |
|
5 |
第一生命 |
2時間21分35秒 |
|
6 |
資生堂 |
2時間23分29秒 |
|
7 |
しまむら |
2時間23分33秒 |
|
8 |
日立 |
2時間23分43秒 |
|
9 |
日本ケミコン |
2時間24分00秒 |
|
10 |
パナソニック |
2時間24分06秒 |
|
11 |
スターツ |
2時間24分08秒 |
|
12 |
積水化学 |
2時間24分58秒 |
|
13 |
ヤマダ電機 |
2時間25分08秒 |
|
14 |
アコム |
2時間29分35秒 |
|
冷たく強い向かい風が吹く中駅伝は始まった。1区五十嶺は集団の後方にぴったりとつけて、後半の勝負に力を温存しているかにみえた。しかし、集団のペースが一気にスピードアップした4.5km。当然それに付くべきはずが思うように体が反応せず、気が付いたら9名の集団から15秒ほど離されていた。その後は粘り、それ以上大きく離れることはなく、トップと18秒の差の10位で2区へ襷を渡した。
2区の須黒で大きく巻き返しを図りたいところ。最初の1kmを3分05秒のラップを刻み、後半の追い上げに期待がかかった。しかし、向かい風の影響もあり後半は思うようにスピードに乗りきれず順位を上げることができなかった。
3区藤永も強い向かい風の中慎重な走りとなってしまい、二つ順位を上げるにとどまった。
4区は後半のスタート。中尾の爆発力ある追い上げに期待はかかった。「何とかしないと!」という気持ちが先行して前半は突っ込んだが、後半は動きが止まり、順位を上げるどころか順位を一つ下げてしまった。
5区平田はいつも安定した走りをみせるが、一番体が軽く風にあおられて今回は思うように体が前に進まなかった。順位はそのまま9位。
アンカーに襷が渡った時点では昨年の6位を大きく下回っていたため、初めてアンカーを走る村岡は積極的に前を追った。日立、日本ケミコンを抜き7位へ躍進。最後まで6位を目指してしまむらを追いかけた。6位はもう無理かと思えた矢先、しまむらの選手がコース周回を間違え、村岡はそのすきに6位に。ラッキーも重なり、昨年と同じ順位を獲得した。
村岡以外は全く本来の力が出し切れなかった今回のレース内容。全日本まであと40日。12月13日の本戦ではしっかりと力を出し切り、昨年の8位以上の成績で終われるように、残された日数をチーム一丸となって頑張っていきたい。
★ 資生堂区間順位と通過順位 ★
|
区 間 |
距 離 |
出場者 |
タイム |
区間順位 |
通過順位 |
|
1区 |
6.795km |
五十嶺 綾 |
22分15秒 |
10位 |
10位 |
|
2区 |
3.15km |
須黒美沙子 |
10分24秒 |
8位 |
10位 |
|
3区 |
11.95km |
藤永 佳子 |
41分09秒 |
7位 |
8位 |
|
4区 |
4.0km |
中尾真理子 |
13分48秒 |
12位 |
9位 |
|
5区 |
10.0km |
平田 裕美 |
34分43秒 |
8位 |
9位 |
|
6区 |
6.3km |
村岡 温子 |
21分10秒 |
4位 |
6位 |
2009年11月2日
第20回 東日本実業団対抗女子駅伝競走大会
第20回を迎える、東日本実業団対抗駅伝競走大会が11月3日に、JRさいたま新都心駅東口をスタートとし、旧中仙道、国道17号線を通過し、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場をゴールとするコース(6区間42.195km)で行われる。この大会は12月13日(日)に岐阜市で行われる全日本実業団対抗女子駅伝競走大会の予選を兼ねている。

大会を前日に控え、オーダーが以下のように決定した。当日は木枯らしが吹き、かなり気温が下がる気象条件が予想されるが、選手達は熱い戦い、走りを繰り広げるだろう。
尚、スタートは8時20分ですが、テレビ放送はTBS系ネットで13時55分から放映されます。コース近隣にお住まいの方は沿道での応援を、また、沿道で応援できない方はテレビでの観戦、応援をよろしくお願いいたします。
★ 第20回東日本実業団対抗女子駅伝 資生堂オーダー ★
|
区 間 |
距 離 |
出場者 |
各区間スタート地点 |
|
1区 |
6.795km |
五十嶺 綾 |
さいたま新都心駅東口前 |
|
2区 |
3.15km |
須黒美沙子 |
宮原小学校前(さいたま) |
|
3区 |
11.95km |
藤永 佳子 |
JR上尾駅前(上尾) |
|
4区 |
4.0km |
中尾真理子 |
JR鴻巣駅入口(鴻巣) |
|
5区 |
10.0km |
平田 裕美 |
JR北鴻巣駅入口(鴻巣) |
|
6区 |
6.3km |
村岡 温子 |
マロードイン熊谷前(熊谷) |
2009年10月6日
10月2日 第64回国民体育大会 トキめき新潟国体の結果
第64回国民体育大会となる『トキめき新潟国体』陸上競技種目が、10月2日から6日の日程で新潟市ビッグスワンスタジアムで行われ、初日となる2日に行われた成年女子5000mに東京代表として中尾真理子が出場した。レース内容、結果は以下の通り。
★☆★ 成年女子5000m決勝 ★☆★
中尾は昨年、出身地である宮崎県代表として同種目に出場し、5位に入賞をしている。今年も連続入賞、いや、表彰台を目指し、現在の所属地である東京都代表として出場した。
出場選手は22名。得点争いが過熱な国体では、スローなペースで始まり、後半にスピード勝負となることが予測された。スターとをして先頭を引っ張ったのは学生でNo1の実力を持つ西原選手(京都)。1000mを3分8秒で通過してまずまずの入り。と、思いきや急にペースが落ち始め、その影響で足が詰り、前方の選手に引っかかって転倒したのは中尾。すぐに立ち上がるももう一度背中を押されて再度体制を崩す。その影響を何とか最小限に止め、最後尾ではあるが集団の中で走り続けた。

そこからは、大集団のまま3分15秒から20秒のスローなペースが4000mまで続いたが、その後、一気に集団が動いた。横に膨らんでいた集団が縦列に変わり、一気にスピードアップ。中尾は後方の内側にいたため、10番前後ではあったが、その列にぴったりと付いた。そして、ラスト一周の鐘が鳴り、縦列は更にスピードアップ。その瞬間に中尾は、またもや他の選手と接触をして弾き飛ばされ、スパートのタイミングが遅れる。だが、持てる力を振り絞りながら走り、ラスト200mでは8位。更に前を追う。ラスト50mで6、7位を捉え、ゴールへは4位以降がなだれ込んだ。順位結果は発表が出るまで正式には分からなかった。結局、15分55秒75で7位に。ラスト1000mは3分を切るスピードのある走りを見せたもの、正直言って順位は今ひとつ物足りなかった。ラスト1周で弾き飛ばされたことが悔やまれる。しかし、転倒も、妨害されるのも実力のうち。位置取り、レース展開方法など勉強になったレース。2年連続入賞したことは評価できるだろう。
★ トキめき新潟国体成年女子5000mの結果 ★
|
順位 |
出場者 |
都道府県名 |
タイム |
|
優勝 |
杉原 加代 |
三重県 |
15分51秒99 |
|
2位 |
辰巳 悦加 |
島根県(ふるさと) |
15分53秒62 |
|
3位 |
新谷 仁美 |
千葉県 |
15分54秒65 |
|
4位 |
野上 恵子 |
長崎県 |
15分54秒71 |
|
5位 |
谷 奈美 |
静岡県(ふるさと) |
15分55秒05 |
|
6位 |
伊藤 舞 |
徳島県 |
15分55秒64 |
|
7位 |
中尾真理子 |
東京都 |
15分55秒75 |
|
8位 |
西原 加純 |
京都府 |
15分56秒17 |
2009年10月1日
9月26,27日 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会の結果
第57回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会、第2、3日目は9月26日(土)、27日(日)に岡山市桃太郎スタジアム(県立陸上競技場)で行われ、第2日目には、5000mの予選、決勝、ジュニア3000mの予選、決勝が行われ、最終日となる第3日目には1500mの予選、決勝が行われた。レースの様子、結果は以下の通り。
★☆★ 5000m(予選・決勝) ★☆★
予選1組目には中尾真理子が出場した。予選は3組で行われ、決勝進出は8着プラス3名である。比較的スローなペースでスタートし、自分のリズムで走りたい中尾は1000mあたりで先頭に立った。、その後、4000mあたりまで集団を引っ張った。ラスト1000mを過ぎてペースが上がったが、通過順位以内を確保している中尾は無理にペースを上げることなく、余裕を持っったままの走り切り、4着の16分16秒36で決勝へ進んだ。
須黒美沙子はスピードランナーが集まった予選3組に出場。1組目に比べると速いペースでレースは進んでいった。着順位で決勝へ残れる8位以内をしっかりと確保しながら須黒は走っていった。しかし、ラスト600mあたりから急に失速。体が思うように動かなくなり、二人に抜かれて10着(16分05秒94)でゴール。しかし、プラス3人の3番目に滑り込み決勝へ進んだ。

決勝は26名で行われた。最初の1000mが3分10秒かかる比較的ゆっくりなペースでレースは始まった。1日のうちに予選と決勝を行う、また、前夜に10000mを走っている選手も含まれる中でのレースは最初から飛ばす選手はいなかった。須黒、中尾とも3000mまでは集団について走った。しかし、最初に離れ始めたのは中尾。そして、須黒も4000mを通ぎから集団から離れてしまい、後は我慢の走りに。結局、須黒は16分をわずかに切ることができず、16分00秒51で17位。中尾は後半追い上げたものの、16分05秒83で19位に終わった。
★☆★ 1500m(予選・決勝) ★☆★
1500m予選は2組で行われ、1組目には村岡温子が出場した。村岡は夏までは少し故障気味で、今年に入ってから思いっ切ったレースがなかなかできずにいたが、今夏の鍛錬期合宿ではしっかりとトレーニングを積み、満を持しての出場であった。1周目を72秒7。集団後方に位置していたが徐々に前方へ。終始ほぼ一定のラップを刻みながら走り、危なげない走りで4分27秒50の5着で決勝へ。
2組目には須黒と中道早紀が出場した。須黒は前日の5000mの疲れが、中道もジュニア3000mの疲れが若干残る中での予選であった。1組目に比べてやや速いペースでレースは進み、須黒は先頭あたりを、中道は集団の後方を走った。1000mの通過で中道は遅れ始め、須黒は7人の集団にいるものの、予選通過確定は6着まで。熾烈なラスト合戦に惜しくも敗れて7着でゴール。しかし、5000mと同じくプラスで決勝へと駒を進めた。中道は13着で予選敗退。

決勝は15名で行われた。スタートをしてペースは予選とほぼ同じ72秒台。須黒のほうが村岡より若干集団の前方でレースを進めた。1000mを通過した後レースはスピード合戦に。二人ともトップからは離され始めるが、ラップは落とすことなく粘って走り、下位入賞可能なあたりを争う。結局、村岡が8位入賞となる4分25秒04でゴール。須黒は惜しくも入賞を逃し、村岡に続く9位の4分26秒02でゴールした。
尚、第2日目に行われたジュニア3000mに出場した中道は、予選は1組9位(9分33秒74)で通過したものの、決勝は本来の力を出し切れずに、9分45秒40で21位に終わった。
★ 第57回 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 第2,3日目の結果 ★
|
日にち |
種目 |
出場者 |
タイム |
順位 |
備考 |
|
9/26 |
5000m |
中尾真理子 |
16分16秒36 |
4着 |
予選1組 |
|
須黒美沙子 |
16分05秒94 |
10着 |
予選2組 |
|
須黒美沙子 |
16分00秒51 |
17位 |
決勝 |
|
中尾真理子 |
16分05秒83 |
19位 |
|
Jr.3000m |
中道 早紀 |
9分33秒74 |
9着 |
予選1組 |
|
9分45秒40 |
21位 |
決勝 |
|
9/27 |
1500m |
村岡 温子 |
4分27秒50 |
5着 |
予選1組 |
|
須黒美沙子 |
4分25秒80 |
7着 |
予選2組 |
|
中道 早紀 |
4分35秒94 |
13着 |
予選2組 |
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村岡 温子 |
4分25秒04 |
8位入賞 |
決勝 |
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須黒美沙子 |
4分26秒02 |
9位 |
2009年9月26日
9月25日 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会10000mの結果
9月25日(金)~27日(日)に、第57回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会が、岡山市桃太郎スタジアム(県立陸上競技場)で行われ、初日にはまず10000m決勝(2組タイムレース)があり、佐藤由美と平田裕美が出場した。競技結果とレース内容は以下の通り。
★☆★ 10000m(1組) ★☆★
1組目には佐藤由美が出場した。出場資格タイムで組み分けをされるため、33分台である佐藤は1組目の出場となった。ボウルダー合宿をでは順調に練習をこなし、アメリカ国内では16km、ハーフマラソンと積極的にレースに出場して走り、自信を持ってこの大会を迎えた。

佐藤は最後尾からゆっくりとスタートした。1000mを3分18秒で通過。ラップを確認してからは少しずつ順位を上げていった。5000mは16分27秒。ここまでのラップは3分16秒~17秒とほぼ一定。そして、この時点で先頭グループは4人に絞られた。先頭を引っ張る選手に少し疲れが見え始めた6000m、7000mでは、ラップが落ちはじめて3分20秒を超え始めた。そこで佐藤が動いた。一時はトップに立ってペースを上げようとしたが、夕方とはいえ気温は28度。その上湿度も高いコンディション。思うように身体は反応しない。結局粘って走るものの、先頭グループから徐々に離され始め、33分21秒94のタイムで4着でゴール。全体の順位は2組目のゴールを待ってとなる。
★☆★ 10000m(2組) ★☆★
2組目には平田が出場した。2組目は33分を切る選手達が集まり、ペースが速くなることも想定したが、気温がまだ27度以上あり、1組以上にスローな出だしとなった。平田はスタートから列の上位に位置し、「今回のレースは勝負と後半の走りにこだわる!」という目標を定めていたため、力を温存しながらレースを進めていった。

5000mの通過が16分43秒とかなり遅く、痺れを切らしそうだったが、じっと我慢しながら力を温存して走った。レースが動き出したのはラスト2000mを切ってから。徐々にペースが上がっていき、ラスト1000mを切ってからは1周のラップが74秒に。そして、ラスト1周の鐘が鳴ってトップグループは6人。いつもならラストスパートで大きく離されることが多かった平田だったが今回は違っていた。トップを狙う勢いでスパートを駆け、更にペースアップ。ケニア人選手2人に木崎選手(ダイハツ)、福士選手(ワコール)との5人の戦い。誰もがペースを落とすことなくゴールまで全力疾走。結局平田はラスト1000mを3分を切る好走を見せたが、5着の32分53秒95。しかし、日本人3着に入ったことは十分に評価できる結果であった。
★☆★ 平田裕美のコメント ★☆★
『入社して六年、初めてトラックレースで入賞をすることができました。結果を出せない時期もずっと支えてくれた会社、スタッフ、仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。これからのシーズンに向けて良いスタートが切れたので、勢いに乗って頑張ります。今後も資生堂ランニングクラブへの御声援を宜しくお願いします。』

★ 第57回 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 10000mの結果 ★
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日にち |
出場者 |
チーム |
タイム |
順位 |
備考 |
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9/25 |
オンゴレ フィレス |
ホクレン |
32分50秒30 |
1位 |
2組1着 |
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木崎 良子 |
ダイハツ |
32分51秒51 |
2位 |
2組2着 |
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チェイエサ ダニエル |
ユニクロ |
32分52秒07 |
3位 |
2組3着 |
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福士加代子 |
ワコール |
32分53秒26 |
4位 |
2組4着 |
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平田 裕美 |
資生堂 |
32分53秒95 |
5位 |
2組5着 |
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清家 愛 |
シスメックス |
32分55秒98 |
6位 |
2組6着 |
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中村友梨香 |
天満屋 |
32分57秒34 |
7位 |
2組7着 |
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宮内 宏子 |
京セラ |
32分58秒65 |
8位 |
2組8着 |
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佐藤 由美 |
資生堂 |
33分28秒94 |
17位 |
1組4着 |
2009年9月11日
★ 9月6日 2009 ROCK“N”ROLL 1/2 MARATHONの結果 ★
9月6日に、米国・バージニア州・バージニアビーチにおいて、ロックンロール・ハーフマラソンが行われ、平田裕美と佐藤由美が出場した。この大会には全日本実業団連合からも派遣選手が出場し、男女上位2名(合計4名)の合計成績で国別対抗戦も行われた。レース詳細と結果は以下の通り。

レースは朝7時スタートで行われた。朝7時というと、合宿中のボウルダー時間でいえば5時となる厳しいスタート時間となる。
スタートして、1マイルを6分とまずはスローなペースで始まった。エチオピア選手3人、ケニアのキプラガト選手、ルーマニアのダニエラ選手、そして、日本から参加の宮内宏子選手(京セラ)、宮崎翔子選手(豊田自動織機)、平田、佐藤の9人でトップ集団を形成し、2マイルのラップは5分42秒と徐々にペースは上がっていった。
レースは中盤に差し掛かり、10kmを35分35秒で通過。先頭集団はダニエラ選手が脱落して8人に。その中では宮崎選手が先頭を引っ張る積極的な走り。15kmあたりで少々疲れが見え始めた佐藤は集団から離れ始めた。
ラストはバージニアビーチの海岸線走る直線コース。ゴールまで残り1.5kmでエチオピア選手3人と宮内選手、平田の5人の集団がラストスパート。短距離競走を思わせるほどのスパート合戦。この展開になるとやはりエチオピア選手に軍配が上がり1、2、3フィニッシュ。次いで宮内選手が4位。ラストの課題を残すも平田もよく粘り5位に。少し間が開き、ケニア選手を挟んで、佐藤も終盤粘って順位を上げて7位に食い込んだ。
尚、国別対抗戦は圧倒的な強さでエチオピアが優勝。日本チームは男子も健闘し、男女の順位を合計した結果2位となった。

★ 平田裕美のコメント ★
『初の海外ハーフマラソン出場でした。前半はうまく集団のペースの中で走ることができました。残り1.5kmからのラスト勝負は、苦手な向かい風も影響して、エチオピア選手には全くかないませんでしたが、今後の課題を再確認することができました。レースはきつかったですが、日本にない雰囲気で、レースを楽しむことができました。
今後は、駅伝、そして冬のフルマラソンをしっかり走れるように、残りのボウルダー合宿を充実させたいと思います。』
★ 佐藤由美のコメント ★
『合宿中のハーフマラソンということで疲労も残る中での試合でしたが、その状態の中でベストの走りができるように心がけ臨みました。途中何度か集団に離されたりもしましたが、最後まで諦めずに走れたと思います。
今回のボウルダー合宿では3本のレースに出場しているので、それらを活かし、帰国してからの試合では元気が伝わる走りを目指していきたいと思います。』
★ 9月6日 2009 ROCK“N”ROLL 1/2 MARATHONの結果 ★
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順位 |
出場者 |
所 属 |
タイム |
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優勝 |
Abebu Gelan |
エチオピア |
1時間13分43秒 |
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2位 |
Tiki Gelana |
エチオピア |
1時間13分45秒 |
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3位 |
Meseret Mengistu |
エチオピア |
1時間13分46秒 |
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4位 |
宮内 宏子 |
京セラ |
1時間13分52秒 |
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5位 |
平田 裕美 |
資生堂 |
1時間13分56秒 |
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7位 |
佐藤 由美 |
資生堂 |
1時間14分27秒 |
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8位 |
宮崎 翔子 |
豊田自動織機 |
1時間14分36秒 |
2009年9月8日
☆★☆ 藤永がチームへ合流 ☆★☆
8月23日に行われた世界陸上ベルリン大会女子マラソンで、日本代表として出場し、個人で14位ながらも、国別団体戦、銀メダルの獲得に貢献した藤永佳子が、短期間の休養を過ごした後、米国・ボウルダーで行っているチーム合宿に早々と合流した。

10年ぶりに世界の扉を開けて出場した世界陸上。藤永はレースを終えて以下のようにコメントを述べている。
『無事にスタートラインに立てた時は、支えてくださったすべての方に“ありがとう”という感謝の気持ち、喜びでいっぱいでした。試合結果について、順位にしてもタイムにしても満足のいく結果ではありませんでしたが、最後まであきらめずにゴールしたことにおいては、今後に繋がる走りができたと思っています。マラソンの海外レースは初めてで、改めて世界の強さを肌で痛感させられ、得るものも大きかったです。コースの位置取りや給水、また冬のレースと夏のレースの準備の違い等考えればきりがありませんが、マラソンは全てにおいて、どれだけ準備ができたか、それをどのようにして結果に結びつけるか・・・。奥が深いし面白い競技、難しい競技と感じました。
今回の経験を活かし、これからは日本を代表し、日本を引っ張っていける選手に成長していきたいです。この大会のために、合宿や現地で自分自身に集中できる環境を与えてくださったこと、また、監督・スタッフをはじめ多くの方々に支えていただき、よりよい状態でレースに臨めたことに心から感謝いたします。本当にありがとうございました。』

今後、藤永は、徐々に練習を再開していき、まずは、東日本実業団対抗女子駅伝での予選突破。そして、全日本実業団対抗女子駅伝みおいては、2度目の優勝を目指してチームの中心選手として活躍してくれることだろう。
チーム一丸となって頑張っていきますので、今後ともご声援のほど宜しくお願いします!
尚、8月のResult、並びに9月のScheduleを更新しました!
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